灘中受験での親の心構え

灘中の中学受験には親と子供のコミュニケーションが最も大事！

受験対策として家庭教師を利用したり塾を利用したりと対策は色々ありますが、中学受験は高校や大学受験とは違うという事を理解する事が大切です。
大学受験などは子供が希望する大学に対し自ら挑むという事がほとんどです。
その点中学受験の場合は、子供の意思だけでなく親の希望による受験という場合もあります。
受験自体は勉強だけでなく面接対策など色々必要となりますが、小学生にとってはその大切さを理解することが難しい事も多いです。
自ら積極的に宿題をしたり勉強する子であればよいですが、そうでない場合に遊びたいという気持ちを抑えて勉強に向かわせるという事が必要となります。
その場合に必要なのが親子のコミュニケーションであり、しっかり言葉を交わして大切さや気持ちの切り替え方など親が教える事が重要です。
頭ごなしに勉強しなさいというのではなく、受験をする意味や勉強をする意味を教えるだけでなく向き合わせるためにも、しっかりコミュニケーションを行う事が大切になります。

灘中の中学受験前には親子で学校見学に行くことが大事

中学校に行くのはお子さんであるとはいえ、高校や大学と違い、中学受験前の学校見学には親御さん同伴で行った方がいいのは確かです。
その際に注意したいのは、保護者の思いが先走ってはいけないという点です。
最終的に受験をするのも合格して通うのもお子さんですので、同伴してみて、学校の教育方針がお子さんに合うかどうか一緒に考えてあげてください。
第二希望、第三希望まで親子で見に行く必要はないと思いますが、お子さんご本人が行きたい第一希望は学校内を見学することで中学受験の勉強のモチベーションにもつながると思います。
学校が指定している公開日に行くのが望ましいですが、急である場合は学校に直接電話をすれば対応してくれることがあります。
また、学校見学とはいえあまり目立つことはしないようにしましょう。
確かに学力試験で合否は決まりますので見学会での態度が合否に響くということはないと思いますが、あまり目立つことをすると、入学前から学校の先生方に要注意のご家庭という目で見られてしまいます。